東証、処理能力超えで14:40に全銘柄取引停止2006年01月18日 14時49分57秒

 ライブドア・ショックによる昨日の暴落、本日の寄りつきが底と思ったのが大間違い。寄りつき後、雪崩をうつように下落速度を速め日経平均が一時、700円以上の大幅安となってしまった。

 今日が勝負とばかり、午前中に信用で大きく買い付けたのが完全に裏目にでました。13:20頃の一番下落した時点で追い証発生確実になったため、やむなく一部を損切りせざるを得なくなってしまいました。

 「オリコ」533円買い分5千株を397円売り返済で70万円の損失確定。526円買い分5千株を399円で売り返済し66万円の損失確定。「大和証券」1,281円買い分3千株を1,169円で売り返済、34万円の損失確定。「新日本石油」925円買い分3千株を865円で売り返済、19万円の損失確定。「住友鉱山」1,362円買い分2千株を1,324円で売り返済、9万円の損失確定。

 確定損失が198万円と巨額に及ぶため、現金不足となり、やむなく現物株も一部処分せざるを得ませんでした。

 確定損失も巨額なら、評価損の方も株取引開始以来最悪の962万円のマイナスとなりました。

 昨日の分をあわせると2日間で1,331万円の損失と3年前に記録した3日間で1,200万円の損失の記録を軽く塗り替えるうれしくない新記録!(トホホ・・・)

 本当は明日以降の反騰を期待して持ち続けたかったのですが、投げざるをえない事態が発生し、それを許しませんでした。

 それは、想定以上の下落が発生したことです。一応、信用枠内におさまるよう注意していたのですが、やはり甘かったです。

 13時頃に、東証から約定件数が400万件を突破するとコンピュータ処理出来なくなるため、その時点で全ての取引を停止するという情報が流れました。

 追い証発生を危惧する人たちが全面停止前に何とかしようと、あわてて一斉に投げ売りに走り、それが更に下落速度を速める悪循環に陥ったのです。

 小生も、急落を見て追い証発生が確実になるため、上記のように一部を投げ売りした次第です。(ほんと、信用枠はゆとりをもって確保しておくべきですね・・・)

 14:30頃に東証から14:40に全ての取引を停止する発表があり、結局日経平均は464円安の15,341円となり、激動の一日は終わりました。

今回の暴落の真犯人はマネックス証券2006年01月18日 23時15分54秒

 昨日(17日)の午後からの急落、前場が良かっただけに不思議に思っていましたが、犯人が分かりました。

 それは、マネックス証券でした。何と、ライブドア関連の会社の信用担保の掛け目を一気に0%にしてしまったのです。

 これは信じられない暴挙です。個人投資家を相手にしているネット証券が、まだつぶれたわけでもない会社の担保掛け目を0にするとは個人投資家を敵に回す事に等しいのに気づかなかったのでしょうか?

 同社は個人投資家に評判が良かったのですが、今回の暴挙で一気に信用をなくしてしまいました。今後、かなりの投資家が同社の口座から資金を引き上げるでしょう。

 今回、日本の証券市場にパニックを起こさせた責任はライブドアが発端であるにしても、ソフトランディングを邪魔した責任はすべてマネックス証券にあることをみなさん、知っておいたほうが良いですよ。ほんとに腹が立つ証券会社です。

 相場は自己責任ですから、今回の損失も受け入れてますが、まさかこんなに馬鹿な証券会社があるとは思っていなかったので、つい愚痴をいった次第です。