映画「笑う大天使(ミカエル)」、「ゲド戦記」2006年07月30日 17時00分23秒

 今日はMOVIX堺にて「笑う大天使(ミカエル)」と「ゲド戦記」を立て続けに観賞。疲れた~(笑)

 さて、上野樹里主演の「笑う大天使(ミカエル)」。少女コミックが原作のようですが、先日観た「ラブ★コン」と比べてハチャメチャすぎ、おじさんにはついていけませんでした。

 CGもわざと(?)安っぽく作ってあり、はっきりいってB級作品でした。

 ただ、上野樹里の兄の婚約者がパーティー会場で着ていた衣装。これがあきらかにノーブラ(!)。監督の大サービス? ほんと、ものすごく目の毒(?)でした・・・(笑)

 上野樹里さんは相変わらず良かったのですが、ストーリーがストーリーなだけに「スウィングガールズ」のときのような乗りは見られませんでしたね。次回作に期待です。

 本日の本命作の「ゲド戦記」は「指輪物語」、「ナルニア国物語」に並ぶ世界三大ファンタジーとの事ですが、超映画批評(http://movie.maeda-y.com/movie/00768.htm)で指摘されているように、何か大事な部分が欠落していたように思われました。そのためもあってか、かなり難解な映画でした。

 人間が世界の均衡を破壊することや、「生と死」についていいたいのかなとは漠然とは判るのですが、今ひとつ釈然としません。子供達もたくさんきていましたが、彼らにはいったいどういう風にこの映画はみえたのでしょうかね?この夏休み、小学校低学年の子どもたちを連れて行く予定の親御さんたちには「アンパンマン」や「ポケモン」の方が無難だと思います。

 先にあげた三大ファンタジーで、他の2つが実写版で大成功しているのに、もっとも表現が自由に出来るはずのアニメーション映画で、これだけ判りにくく作られたのは残念です。

 ただ、アカペラ(無伴奏)でうたわれた手嶌葵「テルーのうた」が非常に良かったのが救いでした。