映画「日本沈没」 ― 2006年07月16日 18時17分48秒
今日はMOVIX堺にて「日本沈没」を観賞。松竹の株主優待カードが初日以外は日曜日でも使えるようになったおかげで、公開2日目で観賞できました。
東宝映画ですが、MBS(TBS系列)で毎日のように宣伝してます。最近は東宝・ジブリ映画-日本テレビ、東宝-踊るシリーズ・フジTVのようにTV局とのタイアップが多いですね。やはり、制作費を分担してリスクを避けているのでしょう。
過去には個人の責任ですべてのリスクを背負って映画製作していた例(田宮二郎の「イエロー・ドッグ」、さだまさしの「長江」など・・・)がありましたが、失敗したときのリスクの大きさはわれわれの想像以上みたいです。
さだまさしさんなんかは未だに借金を返済し続けているようですから・・・
さて、今回の「日本沈没」、1973年版とは大きく内容が異なってました。日本沈没により全世界にちりぢりバラバラになった日本民族がこれからどう生きていくかを考えさせた前作とは異なり、今回はすべて沈没することからかろうじて免れるという設定。そう、終戦直後の0からの復興と同じように、将来に希望を持たせる形にもってきていました(アレッ!ネタばれかな?まっ、少しだけですからお許しあれ!)。
以前にも書きましたが(http://machan.asablo.jp/blog/2006/02/13/252417)、国家の構成要件でもっとも大事なのが国土であることを強く意識されているようです。(後は、人間、組織)
現実の世界でも、国土をめぐる闘いは熾烈をきわめています。万万が一、映画のように日本が沈むことになったとしても、国土と運命を共にするのが案外一番幸せなのかも・・・
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