株式市場、最後は投信を買ってる客がババを引く?2005年09月10日 11時30分15秒

 株式市場の活況が続いてます。昨日は売買株数、売買金額とも記録更新とのこと。

 今回の上昇は外国人買いがきっかけといわれてますが、それに加えて国内機関投資家も負けじと買い始めたからかも知れません。

 でも、この上昇の間、個人投資家は売り越しています。 個人投資家はしたたかです。外国人と同様、臨機応変の対応で更に上昇が続くとみれば、また買いに転じるでしょう。そしてピークとみればすばやく売りにまわるにちがいありません。

 そして、近いうちにくる大地震による暴落。

 そのとき、ババを引くのは誰か?それは投信を買っている一般客でしょう。

 売買時の手数料だけで済む株式投資と違って、株式投信の場合はそれ以外に持っているだけで毎月維持手数料を払うシステム。株主優待の恩恵もなければ、損しても証券会社は手数料はきっちりとってあとは知らんぷり。

 こんなばかげた仕組みに何の疑問も感じず大事なお金を預けるなんて、愚の骨頂です。

 専門家が運用するのだからそんなことはないという反論もあるかもしれませんが、某社の日本株戦略ファンドをみればそれはたわごとであることがはっきりします。

 高度成長期なら、株式投信でも毎年何%かの利益を得られたのかも知れませんが、この激動の時代、勝つも負けるも自己責任でやる覚悟がなくてどうするのですか!!

予想通りの選挙結果2005年09月13日 20時30分46秒

 今回の自民圧勝、マスコミでは想定外とか言ってますが、かなりの人たちはこうなると予想していたのではないでしょうか?

 それを一番確信していたのが小泉首相でしょう。6月にはすでに解散総選挙の腹を固めて準備を進めていたようですから。

 小生もその小泉劇場の戦略にわざと乗った一人です。 前回までの選挙では比例区はほとんど民主党に入れていたのが、今回は自民党に入れました。

 こういった考えの人が都市部に多いことを理解できなかった民主党、前回までの躍進で何か勘違いしてたのでしょう。

 郵政民営化法案に民主党が対案を出すことなく、解散が決まったとき、ああ、これで民主党は終わりだなと思いました。

 他に大事なものがある?ばかをいってはいけません。郵政法案にも対案を出せないような党内事情を抱えていることを露呈してしまった政党に一体だれが改革を期待するのですか?

 同じように族議員を抱えながら、反対した議員を未公認にするばかりか、刺客を放つまでの不退転の決意を示した小泉首相とは勝負にならないことは子供でもわかる道理です。

 今回の選挙はいろいろな点で大きな意味を持っているように思います。 若い人たちが選挙に参加することで、自分たちの力で変える事ができるのだと判ったからです。

 日本の危機的状況はすでに修復不能の段階かも知れませんが、こういった意識に目覚めた若い人たちが増えることにかすかな期待を持てるかもしれませんね。

「タッチ」 30点、「コーチ・カーター」 70点2005年09月14日 20時40分49秒

 昨日は「タッチ」、今日は「コーチ・カーター」と2日続けてスポ根ものを観ました。

 まず「タッチ」、正直がっかりでした。「ジョゼと虎と魚たち」があんなに良かったのに犬童一心監督どうしたのですか?

 ストーリーをただ単になぞっただけのタッチなんて心に響くものが何にもありませんよ。しかも原作で力を入れていた部分がまったく別のストーリーになっていたり(柏葉監督がいないタッチって何?)、脚本家は原作のいわんとするところを全く理解していなかったとしか思えません。

 応援シーンはよかったけど、肝心の野球の投球シーンではアップされた顔に汗が全然流れていないなど、まるで真冬に野球をやってるの?と思わせるほどの不自然さです。犬童監督はスポーツ関係は苦手なのかと思ってしまいました。

 まあ、主役の長澤まさみの南ちゃんが良かったので30点ってところかな。

「タッチ」に比べて「コーチ・カーター」は非常に良かったです。

 バスケットボール部に所属するアメリカの黒人高校生たちとコーチの熱血バトルといったおもむきの映画ですが、いろいろと考えさせてくれます。

 「カトリーナ」の被災者がほとんど黒人や貧困者であったようにアメリカ社会には大きな歪が存在しています。(日本も同じようなものかな?)

 カーターはそういった人々が現実の憂さ晴らしとしてだけ、スポーツをやっていては何も解決しないことを自分の体験から知っており、勉学の大切さを極端な方法で教えたのでしょう。 ちょうど、日テレ系列で放送している「女王の教室」みたいに。

本日のデイトレと映画「メゾン・ド・ヒミコ」2005年09月15日 20時10分25秒

 ここ2日間は、指値が低すぎて買えず相場を眺めてるだけでした。今日は買える値段での指値を心がけてデイトレに臨みました。

 いつも見ている「東京テアトル」を336円、5,000株で指値したところ、339円から急激に下落し始めたのであわてて334円に指値訂正、でも330円まで突っ込んでしまった。

 ここで、買い増し出動できる度胸があれば良いのですが、怖さが先にたち328円の買い指値が精一杯でした。しかしながら、330円を底値に切り返し始めたので売り返済の指値を336円から337円に変更(芸が細かすぎ!)。めでたく約定できましたが、340円まで上がったのを見てこれが実力と自分を慰める次第(とほほ・・) 

 もうひとつの「みずほ」は寄り付き633,000円だったので630,000円で5株買い指値、しばらく様子をみてても一向に降りてくる気配がないため、634,000円で5株を追加注文、こちらは何とか約定できた。

 すぐ、638,000円で売り返済注文を出したが未約定のまま前場終了となった。

 午後はいつものように映画鑑賞のため外出。

 電車の中で前場の終わり方が日経平均が上昇基調だったことが気になり、思い切ってオーバーナイト覚悟で携帯から売り指値を640,000円に変更してしまった(これで失敗すること、今まで何度もあり・・・)。

 約定したかどうかを気にしつつ、映画が始まるので携帯OFFにし、「メゾン・ド・ヒミコ」を鑑賞。映画終了後、終値をみたら何と642,000円。大引けにかけて急上昇したみたいです。万歳!!無事640,000円5株売り約定。今回の直感は正解でした。

 本日のデイトレ確定利益トータルで43,000円、まずまずの成績でした。 映画代1,500円(会員価格)のおつりがいっぱいきた気分です。

 そうそう、「メゾン・ド・ヒミコ」良かったです。柴咲コウがノーメイクで出てましたが、女優さんがスッピンで出るのは相当勇気のいること。この役柄にかけていたのがうかがえます。

 ゲイの老人ホームという特異な世界を舞台に、老いと死、親子の絆などなどをうまく表現していると思いました。

 犬童監督は「ジョゼ虎」とかこの作品のような、日常とはちょっと変わった世界を撮るのが好きなのかも知れませんね。「タッチ」にはこの作品ほどの監督のこだわりが感じられませんでしたから・・・

今日もデイトレ、やっとこプラス2005年09月16日 18時54分59秒

 3連休を前に、今日もデイトレ挑戦。「みずほ」638,000円5株、「東京テアトル」331円、5,000株の買い注文を出すがどちらも一歩手前で約定できず。

 最近、よく上がっている「日本信販」と比べて同業の「オリコ」が割安なので、今日はオリコにも挑戦した。昨日は467円から始まり496円まであったが(終値485円)、急騰した午後は外出していたため乗り損ねていた。

 そこで今日はオリコ484円で5,000株買い注文したところ即、約定。しまった、ちょっと早まったかな?と思ったら案の定477円まで下落して前場終了。瞬く間に含み損3万5千円。

 明日から3連休でもあるし、オーバーナイトしたくないので損切りも覚悟したが、午後の外出を取りやめ後場もやることにした。

 後場寄り付きに成り行きで5,000株買い増し注文。478円にて約定。 これで平均481円10,000株となったので、すぐに482円で売り返済注文を出した。

 後場は徐々に切り返し、結局1時半頃に482円約定し、ほっと一安心。483円までいけたが、欲張りは贅沢というもの。

 結局、本日の信用取引によるデイトレは8,000円の利益となった。

 それ以外に、今日は現物株も売却できた。8月末の株主優待権利取りのため買っていた松竹5,000株、買値平均733円のため昨日まで含み損状態であった。

 ところが、今日は昨日の714円からなぜか急騰したため、741円ですべて売却。ちょうど会社四季報が出て、含み資産が大きいことが書かれていたから上がったのかも知れない。来週はもっと上がるかもしれないけど、そのときはそのとき。

 そのまま、持ち続けるのがいいのかも知れませんが、前々からいっている大地震発生が怖いので出来るだけキャッシュポジション(CP)を高めておくことにした。(9月を無事通過したら、また買い戻そうかな・・)

 今回は、優待の権利(12月から来年5月まで半年で映画28回分と大阪松竹座招待4回分)を取った上、約3万円の利益も得られたのですから良しとしなければ。

 今年は昨日までに157回映画を観ましたが、その内、株主優待によるものが128回、映画料金を支払ってみたのが29回と約8:2の割合。

 1回1,500円として約19万円分も株主優待を利用させていただいてます。やはり映画関係の株はお買い得ですね。