映画「青空のゆくえ」2005年09月23日 17時22分18秒

 今日は「青空のゆくえ」を観てきました。東京の下町、三軒茶屋を舞台にクラスメイトの一人が転校することになった夏の一こまを描いた青春映画でした。

 やわらかく暖かな音楽が心地よく、はるか遠くすぎさった青春時代と重ね合わせながら観ていました。

 15歳という大人でもなく子供でもない微妙な年代を描いたこの映画、 観た後、ほのぼのとした気持ちにさせてくれる良い映画でした。

 青春時代にTVドラマ「青春とはなんだ」(主題歌:「若い明日」布施明)や「山のかなたに」(主題歌:「山のかなたに」舟木一夫)、「風来坊先生」(主題歌:「青春の夢のせて」手塚しげお)などの学園ものをよく観た小生のような世代にとって、青春もの、学園ものはいつもぐっとくるのです。

 そうそう、これらのドラマは主題歌も印象深く、良く口ずさんだものでした。

 ”若い日の若い夢 青空に描いて・・・・”

 ”若さみなぎるまゆあげて 仰ぐ我らの朝ぼらけ・・・・”

 ”若い血潮 燃やせ命の限り 男心は・・・・”

 山田吾一さんが風来坊先生であったことなど今の若い人たちは多分知らないでしょうね。

 いかん、つい脱線してしまった。「青空のゆくえ」の感想を書いているのだった。

 みんなが主役といった感じの5人の少女と2人の少年がいるのですが、少女たちがみんな同じような顔(みんな美少女)に見えて、区別がつくようになったのは映画が終わりに近づいてからでした。(笑)

 そういえば、街にでても若い女性の顔がみんな同じように見えるのですが、これって年をとったせいなのでしょうか?

 印象に残ったシーンのひとつに帰国子女役の子のセリフがありました。 セリフ自体ははっきりとは覚えてませんが、「日本という国は平等という名の元に著しく不公平な社会」といった内容でした。

 最後には結構日本も良い国だと言うのですが、平等をはき違えているってのは、ほんと、同感です。

 映画が良かったので、普段はあまり買わないパンフレットをついつい買ってしまった。たった20ページほどの薄い薄いパンフレットが600円。何故こんなに高いの?元をとるため2~3回は読むぞ。(せこっ!)