日本って大丈夫?2005年09月21日 20時00分12秒

 今日は母の定期健診日なので、お供のため午前のトレードはお休み。 朝8時半に出てタクシーで病院へ。

 そういえばタクシーは自由化以後、競争が激しくなって、運転手さんの年収は300万いくかいかないかといった記事を先日みたように思う。確かに運転手さんは年金をもらえる年代の人たちが多いように感じる。

 年金と併せないとやっていけない重労働って少しおかしいのかも?地上でなく大空を飛ぶパイロットは何千万ももらっているというのに・・。  また、ただ毎日、新聞を読むだけの天下り役人が月給2百万?ほんと日本っておかしい。

 でも、いい大学を出ただけという、ただそれだけで恩恵を被れた世代はここ1,2年で定年を迎える人で、もう終わりでしょう。ひょっとしたら、すでに終わってるかもしれない。

 結局、大学を出たということだけで一番徳をしたのは昭和ひとけた世代から昭和20年生まれくらいまでなのかな。年功序列と学歴社会をフルに享受できた世代だもんね。

 団塊世代以降はそれに比べて悲しいよね。若いときは安月給でこき使われ、さあ、これから働き以上の給料をもらおうという段になって、急に実力主義、成果主義なんていわれて実質給与ダウンなんて。そりゃないよ!っていいたい気持ちよくわかります。

 鹿だけが住む社会で角が大きいことが出世の条件だったのに、突然ライオンなどがいる社会に移行してしまったのがグローバル社会。

 ライオンに負けない知恵を持つ鹿の方が角が大きいだけの鹿より出世する社会になってしまったのです。

 古き良き家族主義の会社がどんどんなくなっていくことは悲しいですが、いつまでも競争のないお役所のような気分で仕事してたら、外国との競争がある民間会社はすぐつぶれちゃいます。  ですから、ある意味、ストレスがたまる実力主義社会への移行は仕方ないのかも知れません。

 でも、殺伐とした競争社会の行く手に果たして”しあわせ”ってあるのでしょうか・・・?