NANAとファンタスティック・フォー ― 2005年09月18日 18時21分20秒
今日は「NANA」を観て来た。実は昨日観るつもりで行ったが、すでに満席であったため、今日のチケットをとり、代わりに昨日は公開初日の「ファンタスティック・フォー」(F4)を観た。
F4は初日にも関わらず、3割くらいの入り、かたやNANAは公開3週目でも満席と、最近の観客は映画の評判など事前情報をかなり知ってから来ているのかも知れない。
この2作どちらもコミックが原作らしい。で、観た感想はというと、圧倒的にNANAの方が良かった。
F4は娯楽作品としては楽しめる方かも知れないが、それほど印象に残る映画ではなかった。 最近のアメリカ映画はオーバーアクションのワンパターン作品が多いからそれに飽きてきたからかもしれない。
ハリウッドも「RAY」のようなすばらしい作品をもっと作らないとそのうち韓国映画に逆転されるよ。
一方のNANA、今日も満席の上、観客の9割ほどが若い女性だったのにはびっくり! で、帰ってからインターネットでNANAを検索してみると、去年観た「下弦の月」を書いていた矢沢あいさんの少女コミックが原作という事で納得した次第。
コミックの実写化は難しい(タッチなどをみれば判る)のに、本作品は原作を見ていない小生が、単に映画としてみても良い出来であると思った。
多分、観客のほとんどの方が満足して帰ったのではないかな!? いずれにしても、昨年の「下妻物語」、「茶の味」、「スウィングガールズ」、今年も「メゾン・ド・ヒミコ」などなど、最近の日本映画もけっこうがんばっていて今後が楽しみだね!
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