株式市場、最後は投信を買ってる客がババを引く?2005年09月10日 11時30分15秒

 株式市場の活況が続いてます。昨日は売買株数、売買金額とも記録更新とのこと。

 今回の上昇は外国人買いがきっかけといわれてますが、それに加えて国内機関投資家も負けじと買い始めたからかも知れません。

 でも、この上昇の間、個人投資家は売り越しています。 個人投資家はしたたかです。外国人と同様、臨機応変の対応で更に上昇が続くとみれば、また買いに転じるでしょう。そしてピークとみればすばやく売りにまわるにちがいありません。

 そして、近いうちにくる大地震による暴落。

 そのとき、ババを引くのは誰か?それは投信を買っている一般客でしょう。

 売買時の手数料だけで済む株式投資と違って、株式投信の場合はそれ以外に持っているだけで毎月維持手数料を払うシステム。株主優待の恩恵もなければ、損しても証券会社は手数料はきっちりとってあとは知らんぷり。

 こんなばかげた仕組みに何の疑問も感じず大事なお金を預けるなんて、愚の骨頂です。

 専門家が運用するのだからそんなことはないという反論もあるかもしれませんが、某社の日本株戦略ファンドをみればそれはたわごとであることがはっきりします。

 高度成長期なら、株式投信でも毎年何%かの利益を得られたのかも知れませんが、この激動の時代、勝つも負けるも自己責任でやる覚悟がなくてどうするのですか!!