震源地京都沖なのに一番揺れたのが北海道で震度4!?2007年07月19日 19時50分44秒

 16日の中越沖地震でかき消された感じになってますが、同じ日の23時18分に京都沖でマグニチュード6.6の地震が発生しています。深さが370kmとかなり深かったため、近畿地方ではほとんど揺れを感じませんでした。

 ところが何と、遠く離れた北海道十勝支庁中部で震度4もの揺れ! 震源地に近いところでほとんど揺れず、遠く離れたところが激しくゆれるなんて!! こんなことって、実際あるのですね。

 これでは活断層うんぬんなんていってられません。日本全国が地震危険地帯と考えた方が良さそうです。

 とすると、一番気をつけないといけないのが原発。今回の中越沖地震でも東京電力・柏崎刈羽原発で想定以上の揺れのため変圧器の火災だけでなく放射能漏れまでも起こってます。

 つまり、現状の原発建設基準ではだめだということがはっきりしたわけです。

 関西電力は福井県に多くの原発を設置してますが、耐震強度は充分確保されているのでしょうか?国の基準値改訂などを待つより先に東海地震を想定して耐震強度を上げた浜岡原発のように対策を急いで欲しいものです。もし福井でチェルノブイリみたいな事がおこれば近畿は全滅してしまうのですから・・・