NHKのデジタル放送受信トラブルはソニーTVのみ? ― 2009年11月25日 13時33分25秒
NHK総合テレビで11月6日夜に放送された「2009NHK杯フィギュア」のデジタル放送映像が乱れたトラブルは、ソニー製の一部テレビでメモリー容量を誤って認識する不具合が原因だったそうです。
不具合が見つかったのは、2004~05年に販売したベガHVXシリーズで、メモリー容量に空きがあるのに、誤ってメモリー不足と認識され、デジタル放送データをうまく受信できなかったようです。
今後修正プログラムを送信し、自動的にソフトを変更させる予定だそうですが、時期は未定とのこと。
天下のソニーも恥ずかしい失態でしたね。
もっとも、ソフトにはバグがつきものですから、一概に責めるわけにはいきません。
でも、これが、コスト削減のために使用部品の質を落としたとなると話は別です。
以前、ソニーのウォークマンの音楽転送用としてHDDコンポを買ったことがあります。 そのときの顛末をブログにも書いたので、一部重複になりますが、主なところを再度書きます。2008.1.24付けブログ参照(http://machan.asablo.jp/blog/2008/01/24/2577003)
買ったHDDコンポはFM受信感度が悪く、76.5MHzのFM CO・CO・LOは何とか受信出来るものの、一番良く聴く88.1MHzのNHK-FMがノイズだらけで聴くに耐えない状態だったのです。
ソニーのサポートセンターにTELしたら、出張技術料がいるとのこと。買ったばかりなのに初期不良ではないか?と抗議したら、無料で点検してくれることになりました。
来られた技術者の方は親切な方でした。 いろいろチェックして、電波状況はCATVのケーブル利用のため良いことや、オンキョーのコンポでは正常に受信出来ていることも確認。
やはり、初期不良かもしれないとのことで、持参された交換品でチェック。 すると、やはり受信不良なのです。
技術者の方が言われるには、近年はコスト削減のため、マレーシアなど東南アジアで製造していて、部品もかなり安物になってしまったとのこと。
そのため、一応規格値には入っていても、以前のように十分ゆとりを持った性能の部品ではなくなっているそうです。
このコンポでは高い周波帯ではうまく動作しない部品になっている可能性が高いということで、何度新品に交換しても無駄でしょうとのこと。 結局、代金を返金してくれることになりました。
その後、店頭でもチェックしましたが、店頭にあるソニーのHDDコンポ数台ともFM受信感度不良なのを確認、納得した次第です。
で、代わりに買ったのが現在も利用中のオンキヨーのHDDコンポでした。こちらはきれいに受信出来てます。
HDDコンポではFM録音するより、CD録音する人が多いので、FMアンテナも室内アンテナ程度にしている方が多いのかもしれません。
ですから、少々受信感度が悪くても、室内アンテナの感度と勘違いし、こんなものかとあきらめて文句を言う人が少ないのでしょう。
ソニーさんもオーディオメーカーとしての自負があるのでしたら、いくらコスト削減のためとはいっても、あまり安物の部品を使ってほしくはないですね。 ゆとりを持たせることは大切ですよ!!
青春のたまり場/あさみちゆき(http://www.youtube.com/watch?v=2Def8h3UJw8)
鮨屋で/あさみちゆき(http://www.youtube.com/watch?v=rzxCkOIJuMI&feature=related&fmt=18)
井の頭線/あさみちゆき(http://www.youtube.com/watch?v=pfJhhBUP7WA&feature=related&fmt=18)
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