映画「初恋」 あの三億円事件の実行犯?2006年06月14日 18時26分44秒

 昨日、固く決意(?)したCPアップ、ついに実行しました。朝、寄りつき気配値が安かったにも関わらず、ここでひるんでは、また持ち越しになると思い、「住友鉱山」、「クラレ」、「日本電気」、「オリコ」、「大和証券」、「住友商事」とほとんどの保有銘柄を損失覚悟で売り売り売り・・・

 午前中に、ほぼ予定数量を売り完了。もちろん、いつものように売った後は上昇していく銘柄だらけ・・・(笑)

 でも、いいんです。これで本当にすっきりしました。保有株は残りあとわずかとなり、CP70%超と安全圏への移行も完了しました。

 しばらく(~7/4?)は、おとなしくしている予定です。(ほんと?)

 ということで、前場終わる前にはPCも止め、梅田へと外出。テアトル梅田にて「初恋」を観賞。

 この映画、宮崎あおいさん主演で1968年12月10日に起こった三億円事件を題材にしたもの。犯人が18才の女子高生という、これまでにない大胆な設定なのですが、これが、何故か本当に思えてしまうのです。

 そうそう、ヘルメット姿のあの有名なモンタージュ写真。これが、後に事件以前に銃刀不法所持で逮捕された実在の人物にヘルメットを被せただけのやらせ写真であったことがジャーナリストによって暴かれていたなんて、映画観賞後買ったパンフレットで初めて知りました。

 つまり、警察はすでに真犯人を知っていたのです。けど真相が明らかになると政府転覆に繋がりかねないことから、表だって逮捕できず、結局、闇にほおむってしまったのです。(これ、本当の事らしい。つまり、政府関係者の息子が事件に関与?)

 以前、TVでもこれが示唆されたドラマが放映されてましたが、この映画では更に一歩踏み込んでいました。

 まるで、犯人が書いたとしか思われない原作、それを宮崎あおいさんが見事に演じてます。

 あの頃は熱気と情熱に満ちあふれた時代でした。いつから、そういったものが若者達から消えてしまったのでしょうかね・・・