池田信夫氏の原発擁護ブログを見て疑問 ― 2011年03月20日 08時57分08秒
経済評論家の池田信夫氏のブログを見て疑問を感じました。
この中で氏は「今回の事故で1000年に1度の最悪の条件でもレベル7の事故は起こらないことを証明したわけです。」と述べています。
評論家という人種は論点のすりかえが実にうまいですが、今回の場合はちょっと無理がありましたね。(^_^;)
確かに現在の所、レベル7の事態には至ってませんが、それは現場の人たちが自らの命もかえりみずに必死の冷却作業を続けているからではありませんか!!
事故後に、もし全員が即時待避していたら、間違いなく現在はレベル7の事態になっていたことでしょう。
こんな事が分からない池田氏ではないと思いますので、多分、原発擁護のための苦肉の発言なのでしょう。
それにしても、今回はちょっといただけない発言でしたね。
また、原発の安全性は原子炉だけを論じていても意味がありません。
原子力発電所全体のシステムとしての安全性が確保されなくてはならないのです。
多分、批判されるのが嫌な氏は聞く耳を持たないでしょうけど・・・(^_^;)
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