映画「マリア」2007年12月13日 19時34分40秒

 今日はテアトル梅田にて「マリア」を観賞。邦題は「マリア」ですが、原題は「THE NATIVITY STORY」(キリスト生誕物語)となってました。多分、配給元は「マリア」の方が日本人には受け入れられやすいと考えたのでしょうね。

 映画は聖書の記述にそって描かれているようです。映画自体は淡々と進行します。マリアへの受胎告知(処女懐胎)から始まり、同様に予言者ヨハネを身ごもった親類エリサベトへの訪問、お腹が膨らんで帰郷したマリアが、周囲から冷たい目で見られる中、婚約者ヨセフが彼女を信じ夫としてナザレからベツレヘムへ共に住民登録のため旅立ちます。

 星の動きをみて救い主が現れることを知った3人の賢人達がはるばる旅に出かける中、ヘロデ王が幼児の皆殺しを命令、そしてマリアが馬小屋で出産する経緯等々、キリスト教世界の背景をあまり知らない私にとって結構参考になる映画でした。

 マリア役は「クジラの島の少女」のケイシャ・キャッスル=ヒューズ。当時は12歳だった少女も、もう17歳。聖母マリア役が出来るまでになったのですね。

 クリスマスのこの時期に公開するのもちょうどよいタイミングなのでしょう。個人的には去年のブログ(http://machan.asablo.jp/blog/2006/12/12/)に書いたようにキリスト誕生は春~夏頃と思っていますが・・・