未来を暗示しているような2006年?2006年12月31日 18時24分38秒

 2006年もとうとう今日1日となってしまいましたね。今年は何か来るべき時代を暗示した1年のように思われてなりません。

 企業業績は好調でも、個人への還元はほとんどなく、一部の富裕層を除いて生活が豊かになったとはほとんどの人たちは感じていないでしょう。

 知らぬ間に、一億総中流から格差社会へと完全に移行したのです。

 心の荒廃もすすみ、いじめ自殺、談合、天下り、同和行政のゆがみを利用した救いようのない人間達の続出(飛鳥会、有給休暇の悪用etc.)、・・・

 昔の日本人の美徳でもあった「恥を知る文化」は、もう、この国には存在すらしなくなったようです。

 何故、ここまで荒廃した国家になったのでしょう? 戦後、占領軍による教育政策が見事に結実したとしか思えません。

 日本民族の優秀性を恐れたアメリカは、シオンの議定書にもある3S(セックス、スポーツ、スクリーン)政策により、日本人を「自ら考える事の出来ない人間」にすることを狙ったのではないでしょうか?

 そのためには、日教組もうまく利用したようです。そう、教育を荒廃させるのが民族劣化策には一番の早道だからです。

 その狙いはずばり的中!

 思いやりのない子供達の大量生産に成功したばかりか、歪んだ受験勉強で、自ら思索するのではなく、暗記することを勉強と勘違いさせ、そういった覚えるだけが得意の人間を大学に入れるシステムの確立に成功したのです。

 創造力や想像力のない人間を作る教育!

 その弊害は今の官僚を見れば一目瞭然! 最近になって、子供達の学力レベルが世界的に非常に劣っていることを知り、やっと暗記ばかりの教育の弊害に気づきだしたようですが、時すでに遅し!

 何も暗記が悪いといってるのではありません。小学校低学年までは暗記教育は非常に重要であり有効です。でも、小学校高学年からは自ら考えるための教育をすることが、彼らの才能を大きく開花させる最善の方法なのです。

 これを実践して、その有効性を証明しているのがユダヤ人なのですから!!

 かって、文化大革命で知識人を悪として追放し、学ぶことを軽視した中国が人材不足で苦しみ、その後遺症の重大性に気づいているのです。

 文化大革命がなければ、今頃、中国はもっと国力のある国になっていたに違いありません。これはこれで怖いことですが・・・(笑)

 2007年は、進路の軌道修正が間に合うかどうか、ある意味、非常に重要な年になるかも知れませんね。