映画「暗いところで待ち合わせ」 ― 2006年12月07日 17時01分36秒
今日はシネリーブル梅田にて「暗いところで待ち合わせ」を観賞。事故で視力を失い、さらに父親までも失う薄幸のヒロインを田中麗奈さんが見事に演じてました。
あのサントリーのジュースCM「初代なっちゃん」が美少女の面影を残したまま大きく成長しているのがうれしいですね。
盲目の女性という役柄であるためか、ナチュラルメイクというのでしょうか?素顔に近いのに、ほんと美しかったです。これだけでも観る価値十分でした。(笑)
ラブストーリーのようでもあり、ミステリーのようでもある作品でしたが、最後のどんでん返し(?)は伏線のうまさもあって十分納得のいくものでした。
横断歩道をあるいているミチル(田中麗奈)の前に思いやりのない自動車や自転車。すべてが自己中心的で、この社会が盲目の人たちに冷たい社会であること。残留孤児を迎えた後の対応が無策なままの日本。そして、いじめ・・・
これら、今の日本社会が抱える問題点についても間接的な表現ながら訴えているのも印象に残りました。
昨日に続いて、この映画もお奨めです。最近は邦画の方が洋画より出来が良くて、外れが少なくなってますね。
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