ソニー神話崩壊!?2006年10月05日 23時44分56秒

 今日は日経平均が366円高の16,449円と大幅上昇。そんな中にあって、我が「住友商事」、「住友鉱山」は相変わらずさえません。

 でも、両社とも業績が絶好調ですので、ここは短気になって処分するのをぐっとこらえ、本来の力が正当評価されるのを待ちたいものです。

 そんな中にあって、「ソニー」の株価は毎日のように年初来安値を更新しつづけてます。今日の日経新聞夕刊では「ソニー、製品トラブル相次ぐ」と題してリチウムイオン電池の回収問題や次世代DVDであるBD(ブルーレイ・ディスク)レコーダーで2層記録する機種を発表できず、技術で松下に遅れをとっていることを白日のもとにさらした失態を、「モノづくり軽視映す?」と厳しく指摘しています。

 ソニー神話といわれるほどの技術力を誇ったソニーが、1990年代以降、工場や生産を軽視した経営になったつけが、ここに大きく現れてきたとの指摘、全く同感です。

 かっては遊びの精神を持ってアイボのような犬のロボット研究などもしていたのに、そういった研究者をすべて切り捨てるような、夢のない馬鹿な経営者のおかげでソニーはただの会社になってしまいました。

 今日の終値は10円安の4,440円でしたが、ソニー神話がなくなるのなら限りなく1株株主資本の3,200円に近づいてもやむを得ないかな?

 今からでも間に合いますから、かってのソニースピリットを取り戻してソニー神話の復活をみたいものです。その兆しが見えたら、ソニー株も今の超短期売買から長期保有に移行したいと思います。がんばれソニー!!