映画「嫌われ松子の一生」 ― 2006年05月29日 18時35分29秒
今日は取引もほとんどせず、前場途中で脱出。ナビオTOHOにて「嫌われ松子の一生」を観賞。
「電車男」のエルメスさんが、一転、転落人生を送った松子さんになるなんて・・・
この映画、原色が多用されているうえ、画面的には汚く感じるところが多いのですが、これも監督のねらいなのでしょうか?映画はきれいな画面が好きな小生には不満でした。
ただ、音楽は昭和の各時代を思い起こさせてくれるうえ、選曲も良かったと思います。好きな賛美歌(「慈しみ深き・・」で始まる歌で、唱歌としては「月なきみ空に・・」で始まる「星の界(よ)」)も効果的に使われてました。
ほんの些細な出来事から人生が大きく変わってしまうという怖さをミュージカルタッチで明るく描かれてました。このおかげで、ほんとはかなり悲惨な物語なのに、それをあまり感じさせないようにしているのはさすがでした。
この映画、「下妻物語」を監督した中島哲也さんが監督されてるのですね。そういえば「下妻」と少し共通した面があるようです。今晩、TBS系で「下妻物語」が放映されますから、録画しておいて、もう一度見比べて見ようかな? 同じ時間帯にフジ系「トップキャスター」があるので、「下妻」は留守録、CMカット後DVD化予定、あぁーいそがしー(笑)
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