クラレの全面広告(日経新聞)とマスコミ2005年12月14日 20時03分00秒

 今日は月に一度の母の定期検診。いつものことながら午前中いっぱいかかるので相場は午後見ることになります。

 今日は多分下落と予想していた通り、帰ってみたら想像以上に大幅下落してました。注力銘柄の「住友鉱山」、「クラレ」、「みずほ」そして「オリコ」。これらは、上げ下げしながら上昇していくと見ていますので、ここはあわてず騒がずといきたいものです。(最近は長期志向になってきたみたい。でも、結構下がっているなぁー)

 あまりに下げっぷりがよいので、「オリコ」と「住友鉱山」、「みずほ」をつい信用買いしてしまいました。

 先ほど、日経新聞を読み直していたら「クラレ」の一面に及ぶ長文の全面広告が掲載されてました。「失敗」と題し、「ひとりの経営者」と「ひとつの製品」の話が書かれていました。

 ひるむことを知らず「失敗」を積み重ねた「大原孫三郎」、失敗を積み重ね、ようやく本格生産にこぎつけた「クラリーノ」。このふたつの物語を全面広告にするなんて、結構やりますね。「クラレ」も信用買いすれば良かったかな?

ちなみに大原孫三郎さんが作った「大原美術館」の存在が倉敷に空襲がなかった原因だったようです。

 話は全く変わります。 毎朝、MBS(TBS系)の朝ズバ!を見ていますが、司会の「みのもんた」、あまりに教養がなさすぎですね。しょっちゅう、間違ったことをいってますが、昨日も「なさけは人のためならず」の意味を完全に取り違えて、えらそうなことをいってました。

 宇治の小学生殺人事件の犯人が以前盗みをしたときに、被害者の女性が減刑嘆願書に署名したことを指して、みのもんたが「なさけは人のためならず」、そんなことをしなければ良かった云々・・・と言ったのを聞いて、毎日新聞の記者であるコメンテーターがしかめっ面をしてたのが印象に残りました。

 多分、間違いを指摘したかったのでしょう。でも、もんたの機嫌を損ねるのが怖くて言えなかったのかも知れませんね。

 本当はいい意味の格言なのにいい年をした、しかも影響力の大きな司会者が全く正反対の意味で使っているなんて、ほんと恥ずかしい限りです。田原総一朗にもこういった場面が多々見られます。こういった類の人が言論をリードしているようでは先が思いやられます。日本のマスコミ人はもって勉強してほしいものです。自分自身を振り返ればあまりえらそうなことをいえたものではないのは百も承知ですが・・・