イーホームズ藤田社長執行猶予付有罪判決!2006年10月18日 16時18分22秒

 耐震強度偽装事件で、別件逮捕されたイーホームズの藤田社長に対し東京地裁は18日に懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役2年)を言い渡しました。

 ただし、裁判所は検察が狙った偽装事件見逃しとの関連は否定し、暗に国策別件逮捕を批判しています。

 それはそうでしょう。正直に告発した者を、ささいな罪を探し出して別件逮捕するなんて、誰が考えてもおかしいです。

 勇気を持って告発した者を罪に問い、黙り込んでいる卑怯者達を守るような国家は法治国家とは呼べません。これではモラルなき民が増殖するばかりで、「美しい国、日本」なんて夢のまた夢・・・

 何故、正義の味方であるはずの検察がこんな馬鹿なまねをしたのか不思議に思っていたのですが、その謎を解くヒントになりそうなブログがありました。

 それは、ブログの内容が最近出版されたことでも世間の話題となっている「きっこの日記」です。その10月17日のブログを読んで、ハァーそういうことだったのかーと納得いった次第です。 (http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20061017

 そして、今日の判決後、このこと(姉歯とは別の耐震偽装グループの存在)が、マスコミ各社で報道されると思っていたのに、18日の夕刊やネットを見ても今現在、どの新聞社もとりあげていません。かろうじてTVで藤田社長の会見でそれらしき事を言ってた場面が少し出たのみ。しかも、コメンテーターはその重要な部分については触れようとしませんでした。これは何故?

映画「旅の贈りもの ★0:00発」2006年10月18日 18時32分40秒

 今日はテアトル梅田にて「旅の贈りもの ★0:00発」を観賞。レディスデーということもあってか、ロビーは超満員でした。別のスクリーンで上映されている「幸福(しあわせ)のスイッチ」の方は立ち見席しか残っていなかったので、これは後日観ることにし、「旅の・・・」の方にしたのですが、こちらもほぼ満員でした。

 この映画、偶数月の第3金曜日、深夜0時00分に大阪駅を出発する3両編成の不思議な列車という設定。往路:行先不明・帰路:大阪行きで、1ヶ月以内に大阪に帰れば良いという不思議な切符が9,800円。こんな切符、本当にあるのかな?と一瞬錯覚させられました。もし、あれば一度乗ってみたいな・・・。JRさん、一度検討されてはいかが?でも、この映画みたいにわけありの人たちばかりが乗客じゃ問題かな(笑)。

 列車が翌朝着いたところが、風町(風待ち?)という、とある田舎町。旅人達を迎える心優しい人たちに触れ、観ている私たちも心あたたまる気持ちにさせてくれるハートフルな映画でした。

 徳永英明が歌う「時代」も良かったし、エンドロールで流れる「いい日、旅立ち」は山口百恵を尊敬してやまない中森明菜の歌声でした。オリジナルにも負けないほどのとてもステキな歌声でした。

 気持ちよく映画を見終わって、今日の株価をみると前場は安値引けだったのがプラス圏に浮上しており、更に気分が良くなったのでした。