映画「好きだ、」2006年04月01日 23時31分06秒

 今日はテアトル梅田にて「好きだ、」を観賞。この映画、評価は大きく分かれるでしょうね。ミニシアター系映画そのものでしたから・・・

 「好きだ、」という一言がいえない17才時代の二人、ある事件のせいで二人は離れてしまう。それから17年後の偶然の再会。

 この映画、台本がなく場面毎にキーワードを与えてアドリブ演出されたとの事ですが、役者に技量がないと、とても出来ないですね。展開のもどかしさと合間合間に空ばかり映るシーンなど心地よい眠りに誘う要素たっぷりの映画になってます。

 その眠気をかろうじて防いでくれたのが17才の高校生時代を演じた宮崎あおいと、34才になったときの永作博美でした。どちらもうまいッ!言葉にできない思いを伝える繊細さ、絶妙です。この二人の演技でかなり救われてます。

 宮崎あおいは今度のNHK朝ドラの主役。NHKもこの4月からは方針を変えて今までのような新人ではなく、実績のある実力派を起用することになったそうです。

 その第一弾に抜擢されたのが宮崎あおい、たしかに肯けますね。月曜日からのドラマ、楽しみです。(「風のハルカ」の村川絵梨も良かったですよ。)

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